【入門】Bootstrapの使い方 〜Flexbox〜
- 2019.12.02
- 2022.05.04
- Bootstrap

みなさんこんにちはさくちゃんです。
本日は「Flexbox」の使い方について解説していきます。
では早速やっていきましょう。
Flexboxの使い方
公式サイトの確認
まずは、公式サイトを確認していきましょう。
公式サイトのタブの「Documentation」をクリックします。

次に左サイドバーの「Utilities」をクリックします。

そして「Utilities」の中の「Flex」をクリックすると参照できます。

Flexboxとは?
そもそもFlexboxとは何かと言うと、要素を横並びにしたり、縦並びにしたりと柔軟(フレキシブル)に対応させることができるものです。
【復習】CSSでの書き方
ここで一旦CSSの書き方を振り返りましょう。
Flexboxを指定するときは、親要素に対して指定します。指定すると子要素が横並ぶになります。
書き方は下のように書きます。
親要素{
display: flex;
}
では、親要素に指定できるプロパティについて見ていきましょう!
✅ flex-direction
flex-directionは、「アイテムの並び順を指定するプロパティ」です。
flex-directionで指定できる値は以下の4つです。
- row → アイテムを左から右の順に並べます。(デフォルト)
- row-reverse → アイテムを右から左の順に並べます。
- column → アイテムを上から下の順に並べます。
- column-reverse → アイテムを下から上の順に並べます。
書き方は下のように書きます。
親要素{
display:flex;
flex-direction: 値;
}
✅ justify-content
justify-contentは、「アイテムの配置を指定するプロパティ」です。
justify-contentで指定できる値は以下の5つです。
- flex-start → アイテムを左揃えに配置(デフォルト)
- flex-end → アイテムを右揃えに配置
- center → アイテムを中央揃えで配置
- space-between → アイテムの両端の空白を空けずに、均等に間隔を空けてアイテムを配置
- space-around → アイテムの両端の空白を空け、均等に間隔を空けてアイテムを配置
書き方は下のように書きます。
親要素{
display:flex;
justify-content: 値;
}
✅ flex-wrap
flex-wrapは、「アイテムを折り返すか折り返さないか指定するプロパティ」です。
flex-wrapで指定できる値は以下の3つです。
- nowrap → アイテムを折り返さずにそのまま一列に表示
- wrap → アイテムを下に折り返す
- wrap-reverse → アイテムを上に折り返す
✅ order
orderは、「1つ1つのアイテムの並び順を指定するプロパティ」です。
書き方は下のように書きます。
子要素1{
order:3;
}
子要素2{
order:1;
}
子要素3{
order:2;
}
上のように書くと、子要素1が3番目、子要素2が1番目、子要素3が2番目に表示されるようになります。
Bootstrapでの書き方
では、CSSでの書き方を復習したところで、実際にBootstrapの書き方についてやっていきましょう。
Bootstrapで「Flexbox」を指定するときは、下のようにclass名を指定していきます。
<div class="d-flex">
<div class="bg-info w-50 p-5">1</div>
<div class="bg-warning w-50 p-5">2</div>
<div class="bg-primary w-50 p-5">3</div>
</div>
親要素に「d-flex」と指定することで、Flexboxが有効になります。
今回はブロック要素でしたが、「d-inline-flex」と指定すると、インライン要素にも適用できます。
※<div class=”bg-info w-50 p-5″>などは、わかりやすくするために指定しています。
またレスポンシブに対応にも対応させることも可能です。
書き方は「 d- {ブレイクポイント} – flex 」と書きます。
例えば、「md以上(768px以上)の時はFlexboxを適用させる」と指定する場合は「d-md-flex」、インライン要素のときは「d-md-inline-flex」とclass名に指定します。
では、親要素に指定できるプロパティを見ていきましょう!
✅ Direction
Directionは「アイテムの並び順を指定するプロパティ」です。
class名に指定できる値は下の通りです。
- flex-row → アイテムを左から右の順に並べます。(デフォルト)
- flex-row-reverse → アイテムを右から左の順に並べます。
- flex-column → アイテムを上から下の順に並べます。
- flex-column-reverse → アイテムを下から上の順に並べます。
書き方は下のように書きます。
<div class="d-flex flex-row">
<div class="bg-info w-50 p-5">1</div>
<div class="bg-warning w-50 p-5">2</div>
<div class="bg-primary w-50 p-5">3</div>
</div>
こちらもレスポンシブ に対応することが可能で、先ほど同様に「flex-md-row」などと指定していきます。
✅ Justify content
Justify contentは「アイテムの配置を指定するプロパティ」です。
class名に指定できる値は下の通りです。
justify-content-start
→ アイテムを左揃えに配置(デフォルト)justify-content-end
→ アイテムを右揃えに配置justify-content-center
→ アイテムを中央揃えで配置justify-content-between
→ アイテムの両端の空白を空けずに、均等に間隔を空けてアイテムを配置justify-content-around
→ アイテムの両端の空白を空け、均等に間隔を空けてアイテムを配置
書き方は下のように書きます。
<div class="d-flex justify-content-start">
<div class="bg-info w-50 p-5">1</div>
<div class="bg-warning w-50 p-5">2</div>
<div class="bg-primary w-50 p-5">3</div>
</div>
こちらもレスポンシブ に対応することが可能で、先ほど同様に「justify-content-md-start」などと指定していきます。
✅ Wrap
Wrapは「アイテムを折り返すか折り返さないか指定するプロパティ」です。
class名に指定できる値は下の通りです。
flex-nowrap
→ アイテムを折り返さずにそのまま一列に表示- flex-wrap → アイテムを下に折り返す
- flex-wrap-reverse → アイテムを上に折り返す
書き方は下のように書きます。
<div class="d-flex flex-nowrap">
<div class="bg-info w-50 p-5">1</div>
<div class="bg-warning w-50 p-5">2</div>
<div class="bg-primary w-50 p-5">3</div>
</div>
こちらもレスポンシブ に対応することが可能で、先ほど同様に「flex-md-nowrap」などと指定していきます。
✅ Order
Orderは「1つ1つのアイテムの並び順を指定するプロパティ」です。
Orderで指定できる数は12までです。
書き方は下のように書きます。
<div class="d-flex">
<div class="order-2 bg-info w-50 p-5">1</div>
<div class="order-3 bg-warning w-50 p-5">2</div>
<div class="order-1 bg-primary w-50 p-5">3</div>
</div>
Orderは親要素に指定するのではなく、子要素に指定していきます。
またこちらもレスポンシブ に対応することが可能で、先ほど同様に「order-md-1」などと指定していきます。
まとめ
今回紹介した内容は一部なので、もっと知りたい方は公式サイトを確認してみてくだい。
では本日は以上になります。
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