【PHP入門】お問い合わせフォームの内容を取得する方法
- 2019.12.27
- 2022.05.04
- PHP

お問い合わせフォームを作って、その内容を取得したい!
フォームの書き方と、PHPでの取得方法を教えてほしい。
こういったPHPの勉強を始めたばかりの方向けに、「PHPでお問い合わせフォームの内容を取得する方法」を解説していきます。
本日学ぶ内容は、以下の2つです。
- 【PHP】お問い合わせフォームの内容を取得する方法
- HTMLの書き方
- データの送信方法
本記事を読めば、「PHPでお問い合わせフォームの内容を取得する方法」について理解できるようになります。
ではやっていきましょう!
【PHP】お問い合わせフォームの内容を取得する方法
PHPでお問い合わせフォームの内容を取得する方法は、まずHTMLでフォームの中身(項目名、ボックスなど)を書いていき、そのフォームに入力された内容をPHPで取得し、データベースに格納していきます。
イメージは下のような感じです。

今回はHTML、PHPについてみていきます。
では実際に、書き方についてみていきます。
HTMLの書き方
まずはお問い合わせフォームの書き方から見ていきます。
書き方は下のように書いていきます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Hello World</title>
</head>
<body>
<form action="form.php" method="post">
<label>名前:<input type="text" name="name" value=""></label>
<input type="submit">
</form>
</body>
</html>
まずは<form>タグを書いていき、<form>タグの中に書いていきます。
そして「action属性」で、送信先のファイル名を指定します。PHPで処理していくので「〜.php」というファイルを作成し、そこにPHPの処理を書いていくイメージです。ここでは「form.php」としていきます。
続けて「method属性」でデータの送信方法を指定します。送信方法については次の項目で説明していきます。
後は、項目やボックス、ボタンを作成していくだけです。これらの書き方については下の記事をご覧ください。
では次に、データの送信方法についてみていきます。
データの送信方法
先ほど書いたHTMLの「method属性」でデータの送信方法を書いていきます。
PHPでデータを取得する方法は主に「$_POST」「$_GET」「$_REQUEST」の3つです。
3つともデータを取得するものですが、それぞれ意味が異なります。
ではそれぞれの意味について見ていきましょう。
$_POST
「$_POST」は、一般的に会員登録フォームやお問い合わせフォームなどに使用されます。
基本的には「$_POST」でいいかと思います。では実際に書き方についてみていきます。
//index.php
<form action="form.php" method="post">
<label>名前:<input type="text" name="name" value=""></label>
<input type="submit">
</form>
//form.php
<?php
echo($_POST["name"]);
?>
ではブラウザで確認していきます。

このように入力された値を出力することができます。
$_GET
「$_GET」は、フォームを送信するときに「URLパラメーター」という、URLの後ろに送信する内容がくっついた形で値を受け取ります。
書き方は下のように書いていきます。
//index.php
<form action="form.php" method="get">
<label>名前:<input type="text" name="name" value=""></label>
<input type="submit">
</form>
//form.php
<?php
echo($_GET["name"]);
?>
ではブラウザで確認していきます。

このように、URLの後ろに値が出力されます。
$_REQUEST
「$_REQUEST」は、HTMLで指定した「method属性」に「$_POST」「$_GET」のどちらを指定しても、値を取得できるものです。例えば下のように書いた場合どうなるかと言うと、「$_GET」として値を取得できます。
//index.php
<form action="form.php" method="get">
<label>名前:<input type="text" name="name" value=""></label>
<input type="submit">
</form>
//form.php
<?php
echo($_REQUEST["name"]);
?>
反対に「method属性」に「method=”post”」と指定し、form.phpは「$_REQUEST」と指定すると「$_POST」の値が取得できます。
非常に便利ではありますが、特別な理由がない場合は、使用は控えましょう。
まとめ
今回は「PHPでお問い合わせフォームの内容を取得する方法」についてみてきました。
最近はお問い合わせフォームを使用するケースが増えているので、覚えておくと便利かと思います。
では本日は以上になります。
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