【入門】PHPの書き方 〜while文〜
- 2019.12.12
- 2022.05.04
- PHP

みなさんこんにちは、さくちゃんです。
本日もPHPの書き方について解説していきます。
本日学ぶ内容は以下の2つです。
- while文の書き方
- do-while文の書き方
では早速やっていきましょう!
前回の記事はこちら
PHPの書き方 〜while文〜
while文の書き方
そもそもwhile文とは何かと言うと、ループ処理のことをいいます。何か繰り返して処理を行いたいときに使用します。
具体的には、条件が真(true)である場合、処理を繰り返し行うと言うものになります。
書き方は下のように書きます。
<?php
$i = 1;
while ($i <= 10) {
echo $i++;
}
?>
上の例でいくと、$iと言う変数が10以下のとき、$iに1プラスすると言う処理を10になるまで繰り返し処理していきます。
while( )で条件を定義します。そのあとに{ }の中に実行結果を書いていきます。
今回は$iに1ずつプラスしていくと言う処理なので、「echo $i++;」と書きます。「$i++」は後置加算子と呼ばれるもので、「$iを返して、$iに1加える」という処理をします。その他にも、「前置加算子」「前置減算子」「後置減算子」があります。詳しくはこちらをご覧ください。
上の処理結果は下のように表示されます。

$iが10になるまで、繰り返し処理が行われていることがわかるかと思います。
do-while文の書き方
do-while文は、while文と同じループ処理を行うのですが、while文と違うのは、処理が前か後かになるかです。while文は「条件を先に書き、条件が真の場合に値を出力する」と言うものでしたが、一方でdo-while文は、「先に値を出力し、条件処理を実行する」と言うものになります。
具体的な書き方は下のように書きます。
<?php
$i = 1;
do{
echo $i++;
}while($i <= 10);
?>
do{ }の中に出力する値を書いていきます。先ほど同様に「echo $i++;」とします。
そしてwhile文で条件を書いていきます。出力される値はwhile文で書いたときと同じですが、処理が後処理になります。

では分かりやすいように、条件式を「$iが10以上の場合、値を出力する」という構文をそれぞれ書いていき、始めから条件結果を偽として書いていきます。
書き方は下のようになります。
<!-- while文 -->
<?php
$i = 1;
while ($i >= 10) {
echo $i++;
}
?>
<!-- do-while文 -->
<?php
$i = 1;
do{
echo $i++;
}while($i >= 10);
?>
処理結果は下のようになります。
while文の場合は、先に条件処理が偽と判定されたため、何も表示されません。

do-while文の場合は、値(1)を出力した後に、条件処理が偽と判定されたため、1が表示されます。

まとめ
始めのうちは、while文とdo-while文の使いわけは難しいかと思いますが、徐々に慣れてくると思うので、頑張っていきましょう!
次回は、「for文」について学んでいきます。
では今回は以上になります。
-
前の記事
【入門】PHPの書き方 〜 switch文 〜 2019.12.11
-
次の記事
【PHP入門】for文の使い方 2019.12.13